ということで、EOS M2にEF 24-105mm F4L IS USMを付け、横浜をぶらりして来ました。
当初、この組合わせ、どうせレンズのお化けになって使い難い筈、そんなネタとして使って見ようという目論むでしたが、あるいみそれは裏切られました。
まず、ボディとマウントアダプターとレンズの一体感が素晴らしいということがあります。
ミラーレスカメラにマウントアダプターを使って一眼レフ用のレンズを装着すると、どこかよそそしいというか、それら3つのバラバラ感が出てくる場合が多いです。
また、機械的な剛性の違い、材質や仕上げの違いによってなんと無く不安感というものが出てくるのですが、流石に純正アダプターは違いますね。
全て計算し尽くされたというか、それら3つが1つのカメラになって働いてくれるのを感じました。
次に、心配なのはAF性能ですが、確かにEOS 5D mark IIIでこのレンズを使うよりは遅いです。
しかし、もしかしたら、EOS Kiss 並の性能が出ているかもしれません。(明るい場所でしか使っていませんが)
それよりも、タッチした場所にAFエリアが指定出来るがこの上なく便利です。
5D mk3では右手の親指を駆使して(^^;AFエリアやポイントを指定しなければならないのが、一発で指定出来るのが凄く快適でした。
次に、肝心の使い勝手ですが、意外なほど良いです。
勿論、コンテジのように両手の両指で上下を摘んで撮影する、、、ということは絶対に出来ません;;;^^)
更に、片手で撮影するのもすごい握力(の余裕)が必要ですw
結局EOS M2の場合左手で24-105を下から支えるようホールドする必要が出てきます。
その一方、右手が凄く自由に感じました。
一眼レフの場合、グリップが大きく、ボディ側にも重量がありますので、左手でレンズを支え、右手でボディを支えることになります。
しかしEOS M2に大型レンズを装着した場合、支えるのはレンズ側だけですので、右手はある意味レリーズボタンを押すことに集中出来るようなフィーリングなのです。
おそらくですが、これ以上全長が長いレンズだと不安になり、これ以上短いレンズだと左手全体でホールドし難くなるような気がします。
EF 24-105の長さが、左手全体で支え安定するちょうど良いサイズかもしれません。
一方でファインダーが無いことは確かにネガティブです。
明るい場所で背面液晶だけだと不安になることもあります。
その一方、EOS M2の場合、レンズ軸とモニタ軸がほぼ中心であるということがポイントになります。
なので、左手でレンズ軸を握るようにし、効き目の視線に軸を合わせるようにモニタを持って来て、片目でレンズ越しの景色を切り取るような撮影スタイルが出来るのです。
コンデジでは、顔の前に持って来て両目で撮影するというスタイルでしたが、EOS M2に大きなレンズを使うことで、一眼レフに通じる撮影方法が出来るのは(個人的には)新しい発見でした。
その他感心したのは、例の特殊なストラップ金具です。
様々なレンズを付けて首から下げても自由にくるくる回りますので素直に下げることが出来ました。
ただ、いま細い純正ストラップを付けさせて頂いているのですが、やはりもう少し太いストラップを付けたかったですね(^^;
ということで、意外と使い易かった、フルサイズ対応Lレンズですが、やはり一番の問題は、明るい場所での背面液晶の撮影かもしれません。
コンデジの場合は慣れているのもあり、適当なスナップ的な撮影でゴマカしてしまいますが、一眼レフ用のレンズを付けた場合フレーミングにも気を付けたくなります。
ということで、個人的にはPowershot Nのように動くティルト型スクリーンを持つEOS Mがあれば、抱えるように持って遮光しながら撮影出来ると思いますので期待したいです。
70Dのような可動液晶だと、開いた時にレンズ中心軸のモニタで無くなりますので、、、、
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